12.よちよちあるきのちぃぺんちゃん

まったく動かなくなってしまった「よちよちあるきのちぃぺんちゃん」が来院。ぬいぐるみを全てばらして診察したところ、上から強い力で押し付けられた様で、首の骨折や股関節の脱臼、左足すねの骨折、両足の骨折と複数の怪我の為、その場での修理は時間が掛かり出来ないと判断して入院処置としました。

股関節はストッパーが外れて脱臼していたので、元に戻し外れていたストッパーを取り付けて位置を修正。首とすね部は補強とレジンにて修復。

両足は前に荷重が掛かる為に赤丸部分が破損していると倒れてしまう為、こちらもレジンで肉盛りして補強し修正。また、鳴き袋も調子が悪く、石井Dr.自作のふいごに換装し「ぴぃぴぃ」かわいく鳴く様になり、動作確認後にぬいぐるみを被せて縫合。無事に退院したのでした。